TMレポート

ブログタイトルはそのままに、思いついたことを書く場所に変えました。。。

日本は終わりなのか

「日本終わってる」というのをよく見る。し、仮面会社員をやってても思う。システムとか構造とか色々。あぁ日本って終わってるんだな、こんなにご飯が旨いのに、素敵な思想もあるのに、国としてはもう崩壊していってるんだなぁ、と思う。そんな終わってる国日本で、家族体験を再生産、再解釈しようとしている。生まれてくる子供はどうすんだ。いいのか俺、おい。と思っていた。不安になって、心が固くなってた。

夜、車に荷物を取りに行ったとき、つまり夜のお散歩中。ふと思った。

おい、俺は終わりじゃない。これまでは「日本終わってる。だから俺も終わり。」という理屈だった。これだと、自分が散々戒めてきた他力本願の姿勢だ。終わってる日本にいるけど、別に俺は終わってない。これからなんじゃないのか。

実際は更にこじらせており、「そんな日本から抜け出せない俺、終わってる」という主張だった。主張というか、自己否定というか。違うんじゃないか。もし、自分が駄目なのを国のせいにしているなら、同じように俺も終わってる。でも、国は終わりかもしれないけど、俺が俺をなんとかする、なら終わりじゃない。どこに住んでいるとか、どうなるかという計画とかそういう具体的なことのあるなしじゃない。それに先立つ、姿勢として、俺が俺をなんとかする。そういう気概。でも自助努力で全部賄うとかでもない。あの手この手で生き延びる、という姿勢。だから人の手も全然借りるし、頼れるものには何でも頼る。人を頼っても最終的に軌道に乗せるのは自分だし。

こないだの話でいうと、これが覚悟か。心の師匠、坂口恭平さんは覚悟すると楽になるといった。ちょっと前の自分は覚悟はつらいもの、しんどいものだと思っていた。これが覚悟だとすると、覚悟は安心感をくれる。昔の自分が「どうにかなるって思ってるんだろう。楽観的すぎる。」と否定してくる。怖いからそういうことを言う。でもいざとなったらやったる、と思ってないと不安で縮み上がってしまって、本当にどうにもならなくなるんじゃないか。楽観視でもなんでも、心が伸びやかじゃないと躓きそうな気がする。