TMレポート

ブログタイトルはそのままに、思いついたことを書く場所に変えました。。。

最近見かけるおしゃれな人たちについて

 

 

街では最近、おしゃれをしている人をよく見かけるようになりました。 あちらでもおしゃれさん、こちらでもおしゃれさん。 量産型と言い切ってしまうほど、わかりやすくも安っぽくもありませんが、なんとなく規則性というか、セオリーのようなものを、 彼ら彼女らの服装から感じ取ってしまいます。 そんな彼らをみて、ファッションって何だったっけと考えるようになりました。 たしかに、すてきな見た目をされているのですが。 。。そもそも何をもっておしゃれなんだっけ、と考えるようになりました。

 

 

そんな自分のもやもやから、あえて皮肉な言い方をしてしまうと、 彼らの服装は

 

「『いいね』がたくさん付きそうな格好」

 

という感じかもしれません。 SNSの普及と発達が間違いなく大きく影響していると思います。

 

 

ここで、そもそも「おしゃれ」って何を指すかをかんがえてみました。

ちょっと考えてみて、

「おしゃれ」とは、その人の個性とそもそも人間が持つ根源的な好み、 きれい・かっこいいと思う色の組み合わせ、長さ、ライン、形状、テクスチャなど、それらのバランスが、高い次元でまとまっていることではないかと思い至りました。

 

 

そのように考えると、街で一瞬目を引く彼らに「いいね」はついても、おしゃれには該当しないかもしれません。 実際、SNS上の彼ら彼女たちをじっくり見ることはほとんどありません。(個人的にはですが) 街ですれ違いざまに見るように、サッとタイムラインを過ぎていきます。 確かにその瞬間はまさしく「いいね」かもしれません。パッとタップして「いいね」を送る。 でも、個性と根源的な好みのバランスをとるなんて、そんな一瞬で分かることも、達成できることでもないと思います。

 

 

えらく批判的に書きましたが、これは自分に対する戒めです。 ここ数年、自分のファッションに疑問を持っていました。最近はその疑問の矛先が、道行くおしゃれさんにも。

 

 

長く深く、そして無数の自問と実践の先に、本当の「おしゃれ」があるのだと思います。