TMレポート

ブログタイトルはそのままに、思いついたことを書く場所に変えました。。。

金融に関する興味

お久しぶりです、前田さん

最近も、当時と変わらず、ちまちまと本を読んでいます。

前田さんと働いていた頃、前田さんが「人生において大切なもの、それは『時間』だと思う。」と言っていたことを今でも思い返します。私はそれを聞いて、自分も人生にとって大切なものを考えました。当時自分なりに考えた結果、「時間、愛、金」という3つを導き出しました。社会人になって、「健康」が加わることになりますが、順位は「健康、愛、時間、金」ということになっています。

当時は3つでしたから、まず「愛」から取り組みました。前田さんにしつこく質問したり、できもしない(本心ではやりたくもない)ナンパにチャレンジしたりもして、自分にとって「愛とはなにか」に向き合っていました。社会人になってからは、筋トレや短眠という形で健康と時間にもチャレンジしたと言えます。

 

結局、思っていた形には何一つとしてなりませんでしたが、自分にとってある一定の答えは持てるようになりました。

 

ところで、ここまでで言いたかったことは、常に「お金はさいごでいいや」と思っていたことです。前田さんと離れてからも、その思いはずーっと変わりませんでした。この数年間は、自分の心に絡むこと(心理学、哲学)にエネルギーを注いできました。だからかなのか、お金や経済を数字的なものとして捉えてしまっており、虚しいもの、くだらないものとして避けていたフシがあります。

 

しかし最近、急速に心境が変化したのです。お金に執着するようになったわけではありません。雑食的に本を読んでいるうちに、いろんなジャンルが繋がりだしたのです。文字にしてみるとすごく当たり前ですが、お金自体人間の根源的な欲求(=心理)に絡むものであると、今更ながらに気が付きました。膨れ上がる数字には興味がもてなかったのですが、その数字の裏側に人間の複雑な心理が大きく反映されていることにようやく気がつ来ました。そこからはお金にとどまらず、経済や貨幣システムに興味が湧いてきました。最近は、より多角的な要素(心理学、文化文芸、生物学など)を多く含んだ金融の本を読みはじめました。そして、哲学で考えていた「より善く生きる」ということが、新しい貨幣経済でこそ実現できるのではないかと、お金と哲学のつながりを意識することがふえました。

 

そしてつまるところ、前田さんの考え方に影響を受け、その影響がより多くの領域に波及していっていることを感じます。「まずは自分が動いてみる」ということも、少しずつ自然にできるようにもなってきました。

私が前田さんにいいたいことは変わりません。あのとき、前田さんに自分の話を受け止めてもらったから今があると思っています。本当に感謝しています。

最近も、小池百合子知事よりギリギリ忙しいレベルで生活されているのでは、と察するところではありますが、またお話できる日を楽しみにしています。